日記「白髪染め(その1)」 [日記]

 

 私の頭髪であるが、まあ、若い時に比べればボリュームは落ちてきているのかもしれないが、とりあえず現時点で「薄い」というほどではない。それでも、かなり白髪は増えてきている。もみあげと額の部分の生え際が特に目立つ。

 もみあげの下部であれば、髭を剃った時に一緒に剃ってしまえばかなりなくなるが、額の生え際はそういうわけにはいかない。最初は、時折、「だいぶ目立ってきたな~」ハサミで切っていたが、これがなかなか面倒くさく「染めるという手もあるか!」と思った次第である。

 かといって散髪時にやってもらえば、「カット+シャンプー+シェイビング」よりも高くつくかもしれない。全体に白髪が生えていればなかなか自分で染めるのは難しいので、いきつけの散髪屋にお願いするかもしれないが、鏡で見る限りは前面の一部のみなので、髪の毛全体の数%ほとだと思われる。

 そこで、おそらく3、4年ほど前のことになると思う。ドラッグストアに行ったときに「白髪染め」を買ってみた。確か、700円~800円ほどだったと思う。

 使用説明書を見ると、「皮膚アレルギー試験(パッチテスト)の手順」などという項目もあり、「けっこう、面倒くさいんだな~」とも思ったが、いきなり行って頭皮が真っ赤になっても困るので、一応、説明書通り行ってみたところ、特にアレルギーを表すような症状は起きなかった。

 実際に行ってみると、染めるのにかかる時間は10分ほどで、それが終わるとお風呂に入ってシャンプーでしっかりと毛染め剤を落とすことになる。服を脱ぐときに、黒いTシャツを着ていれば問題ないが、他の色の場合、毛染め剤が付いてしまうので注意しなければならない。何回か行って思ったのだが、毛染め剤が皮膚に着いた場合、その部分が黒くなってしまうので、これも注意しておかなければならない。まあ、何回か洗顔やシャンプーをしていれば消えては行くが…。

 さて、1週間に1回くらいマメに行えば本当はいいのだあろうが、生来そのような性格は持ち合わせていない。月1くらいがいい方なので、700円~800円で買ったものが1年くらいは持つ。2年ほど前、大学時代のクラブ活動の同期を中心に集まりがあり、その時、同期の男友達から「お前、髪の毛染めているのか?」と聞かれたので、「生え際だけね」と答えると、「そんなのは邪道だ!」と言われる始末である。ただし、脇にいた女性陣からは「オシャレね!」と評価していただいた。

 まあ、「邪道」かどうかは別として、「オレは老いに任せる」と言うことであれば、それは本人が決めることでとやかく周りの人間が口を出すことではない。お金を掛けることが「オシャレ」ではないとは思っているが、月に100円以内ですむ白髪染めに「オシャレね」と言われてもちょっと困ってしまうわけである。

 やっている本人としては、「オシャレ」というよりは、こまめにハサミなどで白髪を切っていくよりは精神的にかなり楽なわけである。1本も残さず黒髪にしていくというのは難しく、よく見るとまだまだ染まっていないものも結構あったりするが、それでも白く目立つ部分がなくなると気持ちのいいものである。

 最近、また新しい毛染めを購入したが、「臭い」がかなり少なくなっていた。しかし、ネットでは「白髪染めによる健康への影響」などという文章も見かけたりするので、少しその辺のところは調べていかなければならないような気がする今日この頃である。


トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。